ISO【国際標準化機構(International Organization Standardization)】とは、スイスのジュネーブに本部がある工業標準の策定を目的とする国際機関で、各国の標準化機関の連合体の事です。1947年に設立され、現在では147ヶ国が参加しています。
略称が英文名称の頭文字語「IOS」ではなく、「ISO」になっているのは、ギリシャ語で「平等」を意味する「isos」という言葉が起源のためといわれています。
有名なISO規格やシンボルとして、ISOネジ、ISOフィルム、オリンピックのマーク、非常口のマークなどがあります。
ISO規格の中でも、多種多用な業種・組織に適用出来る代表的なマネジメントシステムの規格がISO9001になります。
ISO9001は品質マネジメントシステム(Quality management systems)」と言われ、一言で言えば「会社の質」の審査です。
ISO9001では、品質マネジメントシステムの要求事項を規定しており、特徴として、契約主義、マニュアル作成、検証重視、システム指向などがあります。
また、「文書化」「トレーサビリティ(追跡可能性)」「監査」が強く要求されています。
現在では、100ヶ国以上の国々がISO9001を国際規格として制定しており、140ヶ国・約40万の機関が認証しています。すなわち、企業組織の運営活動にとって、必要不可欠な規格であるとも言えます。
取得のコツは「『経営者』が考える、将来の方向性や強化したい部分、企業の在り方を『全社員』に対して浸透させて『利益体質』の会社になるような仕組みを作ること」です。
まず全ての業務を見つめなおし、自社の、強みや弱みを把握。強みをより進化させ、弱みに対しては、標準レベルまで引き上げます。
企業の現状を把握し、業務を少しずつ改善し、出来る部分からそれらを実行していき、出来ない事はまずは土台作りからはじめ、常に継続的改善を意識して構築していきます。
会社を良くしていくには、まず現場からボトムアップにて意見を吸い上げ、的確な指示や指導をトップダウンにて行います。
ゆえに、それが実現しやすいような仕組み作りが重要といえます。
ISO9001とはいわば「会社の利益を上げる為のシステム化された仕組み作り」といえます。



